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PatentTroll

発明王レメルソン レメルソンが1954年に特許を申請した万能ロボットの図面の特許収入で5億ドルを稼ぐ。 一部。測定ヘッド(81)で光を発し製造物をスキャンして測定する。この測定値はコンピュータにより処理される。

サブマリン特許の著名な例としては米国の発明家レメルソン (Lemelson) の画像処理に関する米国特許、米ラムバス社(Rambus, Inc.)のSDRAMに関する米国特許などが知られています。レメルソン特許の場合、潜伏期間が38年におよび、特許成立後に日本の自動車メーカー各社が払った和解金は総額で1億ドルにもなると言います。

Lemelson氏は、1950年代から継続出願してきた特許が、1988年に成立したのを受け、日米欧の電機、自動車メーカなどに対し特許料を請求しはじめた。問題の画像処理に関する特許は、1954年に出願され、1992年に成立した。この数字を見て驚かれることだろう。出願から成立まで38年の年月が経過している。さらに、成立するまで当該特許の存在は一切明かされないのである。 内外からの批判に応えて、米国・特許商標庁は、特許の有効期間を出願から20年に改めたようだ。しかし、法律は遡及して適用されることはなく、“レメルソン特許”は、なお生き続けることになる。


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Last-modified: Thu, 28 Feb 2019 23:57:04 JST (1882d)