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- レバノン共和国(Lebanese Republic) 基礎データ
- レバノンに見る国家の脆弱性の原因 ――シリアの属国化と内戦を招いた宗派主義――
経済危機
- 東地中海地域の情勢の一コマとしてのレバノンの経済危機
- 破綻にまっしぐら?のレバノン経済
- カルロス・ゴーンどころではないレバノンの経済危機とコロナの影響
- https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19611
なぜこのような仕組みになっているのかといえば、宗派も深く関係したレバノン内戦(1975年−1990年)を終わらせるためだった。宗派間の権力拡大争いにならないようにと決められたのだ。しかしそのことがレバノン政治の腐敗をもたらし、人々の不満と怒りを生み、今回のデモへとつながったのである。
レバノン経済はやや特殊だ。現地通貨、レバノン・ポンドもあるが、基本的にドルを中心に回っている。輸入中心経済であり、かつディアスポラと呼ばれる海外移民がレバノン本国の家族などに海外から送金してくるからだ。(ちなみにブラジル生まれのカルロス・ゴーンもディアスポラの1人だ)。
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